Mac版Power Pointでフォント設定やってみた!
- 2018.07.03
- テック

こんにちは。しんたろうです!(@MagicWorks_ds)
皆さんPower Pointって使いますか?
社会人の方、特にオフィスワークをしている方は切っても切り離せないツールかと思います。
学生の方もゼミの発表で使ってるという人が多いのではないでしょうか。
というか、Power Point使ったことないって人はごく少数な気がします。
現に私は毎日確実に使っています。
ただ、Power Pointにも大きく2つの種類があるのです。
そうWindows版とMac版ですね。
私の場合、仕事はWindows、プライベートはMacと分けているのですが、プライベートでもセミナー等を行うため、プレゼン資料を作る必要があったります。
ご存知の方も多いかと思いますが、MacにはPower Pointの代わりにKeynoteというツールがあります。
このKeynoteはPower Pointを普段使っている人からしたら、かゆい所に手が届かないツールで、使いにくいと思う可能性が高いです。
というのもクイックアクセスツールバーへのキーボードからのアクセスが無かったり、マスタースライド の考え方がPower Pointとは違います。
Power Pointではマスタースライド から設定したフォントは全てのスライドへ適用させることができます。
しかし、Keynoteではフォントを選んでも全スライドに適用することはできません。
スライドを綺麗に作るにはKeynoteが向いているそうなのですが、細かい設定を行いにくく作業効率を考えると適しているとは言いにくいです。
ただ、PowerPointでパッと出しにくいリッチ感を簡単に出すことはできるので、その点は素晴らしいです。
私は上記のような観点からメインで使うプレゼン資料作成ツールをPower Pointに移したのです。
しかし!
絶望的な問題が発覚!
あんなにやりやすいと聞いていた各種設定がクッソしにくい。
その上、動作がクソほど重い。
そして何よりフォントの設定ができねぇ!!
Macなのにスタイリッシュに仕事ができないとはこれいかに!!
残念な気持ちを携えたまま、解決策を探しにWeb巡業の旅に出ました。
そして、私は長い旅の末フォントの設定方法見つけたのです!!←
実際、皆さんの中にも一度チャレンジしたものの、うまくいかず断念した方も多いはず。
そのやり方をお伝えしようと思います。
まずは以下をご覧ください。
Mac版Power Pointではフォントのカスタマイズができず、定型のフォントセットからしか選ぶことができないです。
しかし、これを自分で任意のフォントにセットする方法があります。
フォントパターン定義XMLファイルをあるフォルダに入れるという方法です。
・・・何言ってんだコイツ?
と思った方は少なくないはず。
私もこういった内容が記載されている記事を見て、意味が分かんねぇと思った1人です。
ということで、まずは簡単に工程を以下に記載します。
①XMLファイルを用意
②XMLファイルをテキストエディターで開き、自身の利用したいフォントに変更
③Theme FontsのフォルダへXMLファイルを追加
④Power Pointのフォント設定からユーザー定義にある追加した設定を選択
上記4点を行えばフォント設定ができます!
以下、詳しく解説します。
①XMLファイルを用意
下記Webサイトより「ヒラギノ角ゴ+Spica Neue.xml 」というファイルをダウンロードしてください。
②XMLファイルをテキストエディターで開き、自身の利用したいフォントに変更
ダウンロードしたファイルをテキストエディターで開くと、以下のような画面になります。
このファイルは日本語を「ヒラギノ角ゴ W6」、英字を「Supica Neue レギュラー」に設定しています。
この両キーワードが入っている箇所を自身の任意のフォントに変更することで、希望のフォント設定を追加する準備が整います。
ちなみに、Spica Neueは標準では入っていないので、利用をしたい方は以下よりご利用ください。
the power of powerpointでフリーで公開されているフォントで非常に綺麗なのでオススメです。
③Theme FontsのフォルダへXMLファイルを追加
Theme Fontsのフォルダって見たことありますか?
私はこの設定方法を調べるまで見たこと無かったです。。。
ということで、見つけて追加する方法をお伝えします。
まずは、テーマ変更を行う画面から「テーマの保存」を選びます。
そうすると、ほら、もうそこにTheme Fontsのフォルダがありますね。
そしてそのフォルダを左側のタブへ追加します。
これでTheme Fontsのフォルダが確認できるようになりました。
この追加したフォルダへ先ほどダウンロードしたXMLファイルを保存してください。
これでフォントの追加が完了です!!
長かった!
これで全てが整いました!!
④Power Pointのフォント設定からユーザー定義にある追加した設定を選択
最後はマスタースライド のフォント設定から追加した設定を選ぶだけ。
これで自分の希望するフォントで設定が変更ができました!
意外と簡単だったでしょう?
通常の設定と比べると少し手間がかかりますが、フォントが設定できないという最悪の事態が回避できました。
MacでPower Pointを使うというマゾい仲間もこれで救われるのではないでしょうか。
ガンガンPower Point使いましょう!!